オイリー肌とも言われるこのタイプは、皮脂の分泌が多いため「ベトつく」「テカる」などの症状を起こしやすい肌タイプです。
毛穴に皮脂が詰まりやすいので、ニキビや黒ずみなどの肌トラブルが深刻にならないように注意が必要です。

脂性肌に大切な毛穴ケアは「皮脂を落としすぎない洗顔」と「乳液やクリームなどの油性化粧品はなるべく使わない」ケアがポイントとなります。
「皮脂を落としすぎない洗顔」は意外かと思われるかもしれませんが、皮脂を落としすぎると肌は「皮脂が足りない」と勘違いして更に過剰な皮脂を分泌してしまうので、 皮脂を落としすぎないケアが大切です。温かすぎるお湯は皮脂を落しすぎる原因になります。

具体的には32～36℃のぬるま湯で洗うこと、洗浄力の強すぎる洗顔料の使用は止めること、洗顔料やメイクが肌に残らないようによくすすぐことが重要です。

脂性肌の方は脂が酸化し肌が黒ずんだり、アクネ菌が繁殖してニキビなどのトラブルが起こりやすいので、「抗酸化」や「抗菌」などの作用がある化粧品を選ぶことも大切です。

肌の水分と油分が少なく、カサカサして赤みや湿疹が出やすい「乾燥肌」。
このタイプの肌は水分が不足しているために皮膚のハリが無くなってしまい、肌がたるみやすいです。
乾燥している状態は肌のバリア機能がうまく働くことを阻害しますので、肌の老化を加速させてしまいます。

乾燥肌の人はお肌の水分不足を改善するために「洗顔料を使う洗顔は1日1回までにする」「セラミドの入った化粧水による保湿」などが毛穴のケアに重要なポイントになってきます。
洗顔料を使わない場合の洗顔は、「ちょっと冷たいかな？」と思う26～28℃くらいのぬるま湯で顔を流せばOK。
ぬるま湯だけでの洗顔は肌への負担が軽いので、肌本来が持つバリア機能を回復させ少しずつ乾燥しない肌にしていく事ができます。

洗顔後の保湿にはセラミドの入った化粧水で水分の保水力を高め、油分で水分の蒸発を防ぐようにしましょう。

テカリやカサカサなど特に目立った皮膚のトラブルがなく、水分と皮脂のバランスが取れたタイプのお肌がこの「普通肌」タイプ。

肌トラブルが少ないのでエイジングケアや美白ケアなどの化粧品を使用し、「理想の肌」に近づけていきましょう。

季節によって乾燥が気になる場合にはセラミドが配合された化粧水で保湿してあげることもポイントです。

自分の肌の状態をよく知り、正しいケアをしてトラブルゼロの美肌を目指しましょう！