1. 目の下のたるみ
目元の皮膚の弾力性が低下すると、目の下のたるみとして現れることがあります。
もともとは若々しくピンと張っていたお肌でも、乾燥や衰えによってハリを失うと、重力に負けてたるんでしまうのです。

2. 青クマ・茶クマ
目の疲れや不規則な生活、ストレスによって血行が滞った状態を長期間放置すると、目の下に「青クマ」と呼ばれるうっ血が現れます。
また「茶クマ」とは、紫外線や乾燥、摩擦などによってメラニン色素が増え、年を重ねるにつれて目の下に色素沈着を起こした状態を言います。

これらのクマがガンコな状態になってしまうおもな原因は、毛細血管の衰えです。
毛細血管の機能が低下すると、血流が悪化しやすくなり、余分なメラニン色素の排出も正常に行われなくなってしまうのです。

3. 目の下・目尻のシワ
肌が乾燥すると表面の角質が薄く硬くなり、次第に弾力が失われます。
さらに、目を動かしたり表情を作ったりすることにより、くっきりとシワが刻まれてしまうのです。

目の疲れもシワの原因になります。
目が疲れると物が見えにくくなり、目を細めたりすることによって余計にシワが増えるのです。

■血行改善と保湿が何よりも大切
ガンコなクマやシワは、目元の血行を促進することで改善することができます。
レンジで温めたタオルなどを優しく目に当て、温めながら目を休ませてあげてください。

おすすめは、いま話題の温感をもたらすクレンジング。
「ホットクレンジングバーム」なら、こっくりとしたオイルベースの心地よいバームがクッションの役割を果たし、クレンジングしながら敏感な目元をやさしくマッサージすることができます。
目元が十分に温まったら、しっかりと保湿ケアをしましょう。
目元が温まれば毛穴も開いた状態になるため、化粧水や保湿クリームの浸透力も大きくアップしますよ。

■冬でも紫外線対策は欠かさずに
紫外線は一年を通して地上に降り注いでいます。
対策をせずに無防備な目元のまま外出してしまうと、紫外線の影響を受けてお肌が乾燥しやすくなり、たるみやシワの原因になるのです。

冬でも目元まできちんと日焼け止めを塗ったり、紫外線透過率が低いサングラスをするなどの紫外線対策を怠らないようにしましょう。

■目元への刺激は最低限に抑えて
クレンジングや洗顔料、顔を拭くタオルなど目元に触れるものは極力お肌に優しいものを選ぶようにしましょう。
クレンジングを行う際にも目元を強くこすらないように心がけ、マスカラなどもお湯で落ちるものを選ぶなど、できる限り目元への負担を減らすのがポイント。

保湿クリームなどを塗る際にも注意が必要です。
こするように塗り込むとクマやシワを悪化させてしまうので、そっとお肌にのせるように塗ってくださいね。

チャーミングな目元をいつまでもキープすることは、日頃の心がけによって十分可能です。

一度自分の目元としっかり向き合い、1つでもサインが出ていたらスキンケアの方法を改めてみては？