美容コラム

毛穴付近の角質が厚くなるのは肌トラブルの元凶!? 理由と対処法

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毎日の洗顔に基礎化粧品でのケア、それでもできてしまう大人ニキビや肌トラブルにため息をついていませんか?
実はその原因は「毛穴の角質が厚くなる」こと。

今回は、なぜ毛穴の角質が厚くなってしまうのか、その理由と対処法を紹介していきます。




なぜ? 角質が厚くなることで肌にトラブルを与えてしまう理由

顔の角質層とは、お肌の表面で潤いを保ち「乾燥」や「紫外線」「汚れ」などから皮膚を守る働きをしてくれています。
角質層はとても薄いため、過度の洗顔や摩擦、化粧品が合わないなどさまざまな要因によって必要な角質層まで失われてしまいます。

必要な角質が失われると肌は急いで角質を作ろうとしますが、急激に作られる角質細胞は未熟で水分保持力も足りなくバリア能力が低いものになります。

バリア機能が低下することで、肌は外的刺激によりダメージを受やすくなってしまいます。
ダメージを受けた肌は水分を失い、縮んで硬くなってしまうことに。
硬く縮んだ角質は、隙間が出来て肌内部の水分が奪われやすい状態。
その結果、さらに未熟な角質が作られ続けて、角質層が厚くなってしまうのです。

また、肌の水分を保持するために必要な皮脂は毛穴から排出されます。
押し出されてきた過剰な皮脂は毛穴の出口付近で滞り、酸化し硬くなってしまうと毛穴にこびりつきます。

その状態のまま放置してしまうことで、毛穴の出口付近の角質は真っ先に厚くなってしまい、毛穴が詰まりやすくなってしまうのです。

角質が厚くなり毛穴の出口が酸化した皮脂などによって塞がれると、毛穴の出口は大きく広がってしまうため毛穴目立ちや黒ずみの原因になってしまいます。
また、皮脂が毛穴を詰まらせると皮脂を栄養とするアクネ菌などの働きが活発になり大人ニキビや炎症を引き起こす危険もあります。



角質を厚くさせないためのケア

角質はダメージを受けると硬くなり厚くなる、という説明をしてきましたが、そもそも肌がダメージを受けるのは「角質層のバリア機能が低下」するため。
角質層のバリア機能は潤いによって健康に保たれるのでやはり「保湿」ケアが対策としては最も重要になってきます。

保湿成分に特化した基礎化粧品でのケアや、セラミドなどが含まれる美容液でケアしてあげましょう。
乾燥不足を感じたときは、保湿パックなどを使用して肌の水分を補うこともオススメです。

また、古い角質やファンデーションなどの汚れの残りが毛穴を詰まらせる一因になってしまう場合もあるため、定期的なピーリングによるケアも効果的。
ピーリングによるケアは、やりすぎには注意が必要ですが、毛穴の詰まりを解消しニキビ予防ケアにも効果的です。

また、ストレスや睡眠不足、食生活などを改善する「内側からのケア」もホルモンバランスを整え天然保湿因子(NMF)を増やし皮膚の角質肥厚を防いでくれます。
基礎化粧品での保湿ケアやピーリングケア・内側からの肌質改善を心掛けて、潤い溢れる強い美肌を手に入れましょう!




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